リラックスして眠れる寝室づくりのポイント

眠りの質を高める寝室にしよう

家でリラックスできる空間と言うと、リビングを思い浮かべる人もいれば、寝室を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。人間の睡眠時間は、多少の個人差があるとはいえ、7~8時間程度が理想とされています。実に、1日のうち約3分の1が睡眠に充てられていると考えると、寝室のあり方の重要性が分かるかと思います。設計の自由度が高い注文住宅で寝室を作る際には、眠りの質を高められる空間になるように心掛けましょう。リラックス空間を確保するために考慮したいのが、照明です。天井に埋め込む方式のダウンライトは、部屋全体が明るくなり過ぎない、柔らかな光が特徴です。ベッドサイドに取り付ける照明としては、壁掛け式のブラケットライトも人気です。

設備にこだわって設計しよう

リラックスできる寝室にしたいなら、壁紙の色にもこだわりましょう。オフホワイトやベージュ、茶色といった色合いの壁紙は、心を落ち着けてくれる効果が期待できて、寝室に取り入れるのに向いています。寝室の窓をどのように配置するか、についても十分な配慮が必要です。朝の光が眠りを妨げることがないよう、どれぐらいの広さの窓をどの方向に取り付けるかをよく考えて設計しましょう。

寝室に備えておきたい設備としては、衣類を整理して分かりやすく収納できるクローゼットが挙げられます。なかでも、ウォークインクローゼットは、動きやすさが抜群であることに加えて、収納力の高さも備えていることから人気があります。寝室が快適で心地よく過ごせる空間になるように、工夫して設計して下さいね。