リビングとダイニングの配置のコツ

それぞれの使い方について考えてみる

家族が集う空間は居心地が良い場所にしたいですよね。リビングはくつろぐ場所、ダイニングは食事を摂る場所として使われますが、最近ではリビングとダイニングを合わせた「リビングダイニング」も増えてきています。

リビングとダイニングが分かれていれば、食事を摂る場所とくつろぐ場所を切り離すことができ、ゆっくり食事を摂ったりくつろいだりすることが可能です。一方で、リビングとダイニングがひとつになっていれば、料理を運んだり片づけたりする動線が短くて済み、家事が効率的になります。また、お子さんがダイニングテーブルで勉強していても食事の準備をしながらお子さんを見ることもできます。リビングとダイニングをどのように使いたいのかによって、ひとつにするか切り離すかを決めると良いでしょう。

家具の配置やレイアウトについて考えてみる

ダイニングには食器棚やダイニングテーブル、椅子、リビングにはソファーやテレビなど、家具や家電を置くことが多いですよね。リビングやダイニングの間取りは、どのような家具を、どのように置きたいのかも合わせて考えることをおすすめします。また、設計の段階で図面に置きたい家具の位置や生活動線も書き込んでみるのも良いでしょう。生活動線や家具の位置を考えていないと、住み始めてからコンセントの位置に困ったり部屋の中を歩きにくかったりという問題が出てくる可能性があります。

家族の生活の中心となるリビングやダイニングの配置は、間取りを考えるうえで重要なポイントになります。家族みんなが快適に過ごせる場所にするためにも、ライフスタイルや生活動線に合わせた配置を考えましょう。